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有料老人ホームの探し方・選び方を経験者が完全解説!【親を預ける】
家族の介護問題を考えたとき、「家での介護はムリかも…」と感じていませんか?
そんなとき、豊富なサービスを提供している『有料老人ホーム』は、選択の幅を大きく広げます。この記事では、有料老人ホームの正しい探し方・選び方を解説します。
結論からいうと、有料老人ホームについて知識を得て、いまの現状を把握してから有料老人ホームを探すのが正しいステップです。
✔︎ この記事を書いたひと
入居までの道のりは手探りでしたが、祖母をステキな有料老人ホームに入居させることができました。
この記事を読むと、適切な有料老人ホームが見つかる可能性がグッと高まります。
有料老人ホームを探すのは初めて…と不安に感じる人はぜひご覧ください。
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特徴 | おすすめポイント | 公式サイト | |
🥇 LIFULL介護 | ・月間利用者300万人以上 ・4万件の老人ホームを掲載 ・利用者満足度 No.1 |
細かい条件で検索できるので 1番オススメ |
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🥈 シニアの安心 相談室 |
・20年以上の運営実績 ・施設見学に無料で同行 ・3000件の優良施設を厳選 |
高級な老人ホームだけを 知りたい人におすすめ |
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🥉 全国有料老人 ホーム協会 |
・1982年設立 ・非営利の社団法人 ・入居者向けの役立ち情報 |
掲載数は少ないが トラブル事例が豊富 |
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【STEP0】なぜ老人ホーム選びは重要なのか?
老人ホームは、「最後の住処」です。安心して暮らせる老人ホームを見つけることは、生活の質に直結します。
入居する高齢者にとっては住み慣れた自宅を離れることになり、新しい環境での生活に不安を感じる人も多いです。
合わない老人ホームを選んでしまうと、「こんなはずじゃなかった」「自宅に戻りたいけどもう戻れない」と後悔してしまうことも。
そのため、適切な老人ホームを見つけることは重要です。
お金の面でも合計で数百・数千万円単位の出費になるので、「よい老人ホームを選ぶ」ことは入居する本人だけでなくその家族にとっても、生活に大きな影響を与えます。
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【STEP1】「有料老人ホーム」ってどんなところ?
そもそも「有料老人ホームってどんなところ」…なのでしょうか。
「そんな解説はいらない」「早く探し方・選び方を知りたい」…という人は、【STEP2】まで読み飛ばしてください。
有料老人ホームとは?
有料老人ホームとは、「介護・家事・健康管理をうけつつ、高齢者が健康に暮らせる居まい」です。
主に60歳以上の方が入居できます。
有料老人ホームによって、細かいサービス内容には差があります。
有料老人ホームは3種類ある
有料老人ホームは3種類にわけられます。
施設名 | 特徴 |
介護付き有料老人ホーム | ・主に介護を必要とする高齢者が生活する施設
・施設の介護スタッフによって24時間介護サービスが提供される高齢者向けの居住施設 ・特別養護老人ホームへの入居まちでの利用も多い |
住宅型有料老人ホーム | ・主に自立~要介護高齢者が生活する施設
・介護が必要になると、外部の介護サービス事業者と別途契約が必要 ・ケアマネジャーが常駐していることが多く、生活相談ができる |
健康型有料老人ホーム | ・身の回りのことを自分でこなせる、自立状態の高齢者が生活する施設
・介護が必要になると退去または転居(系列がある場合)しなければならない ・施設の数は全国で20件ほどと少ない(全有料老人ホームの0.1%) |
この中で、健康型の有料老人ホームは数が圧倒的に少ないです。
そのため、多くの人は「介護付き有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」が入居対象となります。
費用はいくらかかるの?
有料老人ホームの費用には、かなり差があります。
✔︎ 有料老人ホームの費用の目安
入居一時金 | 月額利用料 | 一時費用 | |
介護付き有料老人ホーム | 0〜1億円以上 | 10〜100万円 | 5〜15万円 |
住宅型有料老人ホーム | 0〜100万円 | 10〜50万円 | 0〜10万円 |
健康型有料老人ホーム | 0〜100万円 | 10〜40万円 | 0〜10万円 |
立地、サービス内容、医療依存度などによって幅がうまれます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください ▼
10万以下の老人ホームもある
一時期は「有料老人ホームは高い」と思われがちでした。
しかし最近は老人ホームの数が増えていて、低料金で入居できる有料老人ホームも増えてきました。
そのためお金が心配な人にとっても、選択肢は広がっています。
しろたぬ
エリアにもよりますが、月額10万円以下の有料老人ホームも存在します。
とはいえ、有料老人ホームで安すぎるのは不安に感じますよね。
実際に、別途料金がかかったり、入居金を多めに入れる必要がある…といったパターンもあるので注意が必要です。
リーズナブルな有料老人ホームの見つけ方…はこちらを参考にしてください ▼
他の老人ホームとの違い
有料老人ホームは、以下のような特徴があります。
- 高齢者であれば入居できる
- 費用は高め
- すぐに入居できる施設も多い
- 個室がほとんど
- 終の住処になる施設も多い
条件によっては「そもそも有料老人ホームじゃなくてもよい場合」もあるので、ほかの老人ホームの特徴を紹介します。
施設名 | 特徴 |
特別養護老人ホーム(略称:特養) | ・要介護3以上
・費用が安め ・入居まちのことが多い |
介護老人保健施設(略称:老健) | ・入居期間が3〜6か月と短い
・費用が安め ・在宅への復帰が目的 |
グループホーム | ・中等度までの認知症が対象
・5〜9人の共同生活 ・入居まちのことが多い |
サービス付き高齢者住宅(略称:サ高住) | ・主に自立度の高い人が入居可能
・介護サービスは別途料金 ・寝たきりになると対応できないことも |
軽費老人ホーム(別名:ケアハウス) | ・自立のための生活支援が目的
・収入が低く家族からの支援がない人が優先 ・入居まちのことが多い |
上記のうち、「終の住処」になりやすいのは「有料老人ホーム」と「特別養護老人ホーム」。
費用が安い有料老人ホームは、介護度や収入の条件があり、入居まで時間がかかることが多いです。
他の老人ホームは、病状や介護度によって退去しなければいけない場合もあります。事前に退去事項を確認しておくことは大切です。
有料老人ホームについてもっと詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください▼
『入居したい理由』は大事!
「なぜ有料老人ホームに入居したいか」…はとても大事です。有料老人ホーム以外にも老人ホームはあるからです。
有料老人ホームへ入居する動機としては、
- 手厚い介護をうけたい
- 美味しい食事をたべたい
- できるだけ良い暮らしをしたい
…といった生活環境への希望と、
- 在宅介護が限界。すぐにでも入居したい
- 特別養護老人ホームの空きを待つまでの間に利用したい
- いま入居している老人ホームに不満がある
…のように、すぐ入居できる老人ホームを探しているパターンがあります。
理由が漠然としたままでも、有料老人ホームに入居することはできます。
しかし、明確な「理由」をもつことは適切な有料老人ホームをみつけるための指標になります。
有料老人ホームに入居する理由を深掘りしたい方は、こちらの記事を参考にして下さい ▼
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【STEP2】現状をチェックする
入居を考えている人の「現在の状況」をチェックしましょう。
チェックするのは、「体調」「資産」です。
身体の状況をチェックする
入居する方の現在の体の状況をチェックしましょう。
現在の状況を把握することで、対応できる有料老人ホームを絞ることができます。
- 年齢
- 要介護度
- 認知症の有無
- 現在の病気
- 飲んでいる薬
- 通院(または往診)している病院
医療の情報は重要なので、「診察券」や「おくすり手帳」を確認してしっかり把握しましょう。
資産をチェックする
資産のチェックも重要です。
一般的に有料老人ホームで暮らすには、4,000万円あれば安心といわれています。
» 有料老人ホームに入るならいくらあれば大丈夫?【目安は3,950万円です】
「えっ?」と思う方も多いと思いますが、手元に現金で保有している必要はありません。
毎月の年金を考慮したり、持ち家や土地などで将来的に賄うことができます。
- 預貯金
- 有価証券(株)
- 自宅
- 建物
- 生命保険
資産の確認は難しい
有料老人ホームで暮らす上で、お金の問題は無視できない問題です。しかし、「親に資産をきく」というのはなかなか勇気のいることです。
しろたぬ
「早く死ねってことか!」と怒られたり、「大丈夫」と言っていたのに財産がなかった例もありました…。
資産の確認には、エンディングノートが役立つことがあります。
エンディングノートとは、人生の終末について記したノート。万が一に備えて、家族や友人に伝えておきたいことや自分の希望などを書き留めておくことができます。
エンディングノートを書いてもらうポイントは、「一緒に書く」こと。抵抗のある人でも、書いてくれる可能性が上がります。
»【結論:エンディングノート】認知症の祖母の資金を事前に確認できた話
資産が把握できると、有料老人ホーム探しがだいぶラクになります。
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【STEP3】有料老人ホームを探す
効率的に有料老人ホームを探すためには、以下の流れが大切です。
- 希望条件を決める
- 適切な媒体で探す
希望条件を決める
どのような希望を持っているか…を明確にしましょう。本人の希望、家族の希望…どちらも必要です。
- いつから?(入居を希望する時期)
- どこで?(入居を希望する地域)
- いくらで?(希望する費用・予算)
- どんなサービスを?(介護サービス・医療サービス)
この条件がはっきりしてればしているほど、理想に近い老人ホームにたどり着くことができます。
✔︎ 希望条件の具体例
- いつから?→元気なうちに入居したい
- どこで?→家族が通いやすい場所
- いくらで?→月額20万円
- どんなサービスを?→食事が美味しい、看取りもしてくれる
しろたぬ
なかなか具体的に思いつかないという場合は、【STEP1】で紹介した「有料老人ホームに入居した理由」をもとに考えるとスムーズです。
条件がボヤッとしたまま探すこともできるけど…
希望条件を考えずにいきなり探し始めるのは簡単です。しかし希望に「モレ」がでやすいので、まずは一度希望条件を洗い出すことをオススメします。
希望条件の洗い出す方法…については、こちらの記事を参考にしてみてください▼
有料老人ホームの見つけ方・探し方 5つ
ある程度「希望条件」が決まったら、 有料老人ホームを探していくことになります。
有料老人ホームの見つけ方・探すツールは以下の5つです。
- 老人ホーム検索サイトで探す
- 地域包括支援センターに相談する
- 担当のケアマネージャーに聞く
- 雑誌・新聞で調べる
- 知り合いから情報収集する
「有料老人ホームをどうやって探したら良いかわからない」「正確な情報を手に入れたい」…という方は活用してみてください。
これらすべてを利用するというよりは、できる所から利用してみてください。
有料老人ホームの見つけ方・探し方の詳細はこちらの記事をどうぞ▼
老人ホーム検索サイトは必須ツール
有料老人ホームの見つけ方・探し方…で紹介した5つのうち、老人ホーム検索サイトは必須のツールです。以下の特徴があるからです。
- スマホやパソコンがあれば、だれでも簡単に検索できる
- 情報の量が豊富
- 細かい条件で検索できる
- 介護情報を知ることができる
とはいえ、検索サイトは山ほどあるので、サイトによっては親身でないサイトもあります。
事実、使ったサイトの中には「営業がしつこい」「電話対応が悪い」といったものもありましたので、注意が必要してください。
希望にあった老人ホームをみつけるなら、まずは老人ホーム検索サイトから気になる施設をチェックしておきましょう。
✔︎ 有料老人ホーム検索サイト おすすめ3選
- LIFULL介護|老人ホーム探しが初めての方におすすめ
※ 4万件の老人ホームを掲載・月間利用者300万人以上・こまかい条件で絞り込めるので1番おすすめ - シニアの安心相談室 | すべて一括でプロに任せたい人むけ
※ 20年以上の実績・高級な有料老人ホームをメインに掲載・施設見学に無料で同行してくれる - 全国有料老人ホーム協会 | トラブル事情を知りたい人にオススメ
※1982年設立の非営利の社団法人・掲載数は850件とすくなめ・入居後のトラブル事例が豊富
とくに LIFULL介護 は、月間で300万人以上が利用する利用者満足度 No.1の老人ホーム検索サイト。4万件の老人ホームが掲載されています。
エリア・価格など、細かい条件で検索できます。サイト内の役立ち情報で、入居までの流れ・見学のポイントを確認できるのも便利です。
資料請求はすべて無料なので、気になる有料老人ホームの詳しい資料を取り寄せてみましょう。
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【STEP4】有料老人ホームを選ぶ
実際に、有料老人ホームを選んでいきます。
流れとしては、以下のステップを踏みながら絞り込んでいきましょう。
- ①:情報収集する
- ②:資料請求する
- ③:見学する
- ④:体験入居する
情報収集で5〜30施設・資料請求で3〜10施設・見学の時点で3〜5施設・体験入居の時点で1施設になっていくイメージです。
情報収集する
まずは有料老人ホームの情報を集めます。
とはいっても【STEP3】で作った「希望条件を決める」をもとに、絞っていくだけです。
- いつから?(入居を希望する時期)
- どこで?(入居を希望する地域)
- いくらで?(希望する費用・予算)
- どんなサービスを?(介護サービス・医療サービス)
検索サイトを使った場合、この時点で50施設以上の施設が出てくるのであれば、検索条件がやや甘いです。
「費用を細かく設定する」「希望の介護サービスを加える」で、もう少し条件を絞るようにしてください。
逆に、1件も検索にヒットしたいなら、検索条件がきつすぎです。優先順位の低い希望条件を解除して下さい。
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資料請求する
気になる施設があったら、必ず資料請求を行います。検索サイト上の文面で書かれていることだけではわからないことも多いからです。
✔︎ 資料請求でわかること
- 介護の人員体制
- サービスの細かい内容
- 退去要件
- 過去1年の退去者数と理由
- 施設内外のさまざまな写真
有料老人ホームの資料請求は無料です。ですがあまり多く請求しすぎると、ただの資料の山になってしまいます。
そのため、資料請求は5施設までがオススメです。
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「資料請求ってどんな感じなの?」という方はこちらどうぞ。実際に資料請求した体験談です ▼
見学する
有料老人ホームに入居する前に、見学は重要です。実際に見てみないと分からないことも多いです。
✔︎ 見学でわかること
- 老人ホーム内の雰囲気
- 施設長の雰囲気
- 介護スタッフの様子
- 周辺の環境
老人ホームの雰囲気だけでなく、職員から話をきくことも重要です。
あとからでも確認できるように、写真も撮っておきましょう。
しろたぬ
写真を撮る際は、プライバシーの観点から必ず許可をもらうようにしてください
食事の時間に見学すると、「提供されているごはん」や「入居者の様子」…も確認できるのでオススメです。
見学は疲れる
見学は、1施設で1〜2時間以上かかります。そのため割とヘトヘトになります。
そのためよほど体力に自信のある方以外、1日で見学する有料老人ホームは3施設までにしましょう。
効率よく、見落としなく見学したい方は「見学チェックリスト」を使うと便利です。▼
体験入居する
見学をして気に入った有料老人ホームがあれば、体験入居をしましょう。(体験入居は「お試し入居」とも呼ばれます。)
実際に住んでみないとわからないことは多いです。
✔︎ 生活しないとわからないこと
- 騒音、日当たり
- 入居者の様子
- 夜間の様子
- 食事の味
- スタッフとの相性
体験入居には一泊5,000円から2万円ほどかかります。しかし、入居後のトラブルリスクを低くするためにおすすめです。
しろたぬ
入居する本人の感想は有料老人ホームを決めるうえで重要です。
入所するまでの詳細な手順はこちらで解説しています。▼
急いでいる場合は…
急いで老人ホームを探したい…という場合もあります。
- 親が急に倒れた
- ころんで歩けなくなった
- 特別養護老人ホームに入れない
- 家では暮らせないのに、退院後の行き先が決まらない
緊急の高いときは、見学や体験入居をせずに入居せざるを得ないことも。
この時は資料請求と共に、「重要事項説明書」を取り寄せるようにしましょう。
※ 重要事項説明書とはサービス内容や料金、会社の情報、職員体制などの重要な事柄について書かれたものです。
全ての施設に作成が義務付けられています。直接施設から受け取ったり、施設サイトでダウンロードしたりすることもできます。
重要事項説明書に記載してある以下の内容を確認して、入居を決めるようにしてください。
- 職員の配置人数
- 介護サービスの内容
- 医療的ケアの情報(安否確認や看取りなど)
- 利用料金
- 返還、クーリングオフ
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【STEP5】有料老人ホームに入居するまでの流れを理解する
入居したい有料老人ホームをみつけたら、入居の手続きになります。
入居するまでの流れは以下の通りです。
- 入居を申し込む
- 入居審査を受ける
- 契約する
- 入居する
入居までの期間は情報収取をはじめてから、平均で1〜2ヶ月かかることが多いです。
最短だと、3ヶ月以内の健康診断書があれば見学から一週間で入居可能…という老人ホームもありました。
入居を申し込む
入居を申し込むため、「入居申込書」に記入します。入居申込書は有料老人ホームで用意してくれます。
入居申込書を記入した時点で、部屋を確保(仮押さえ)できます。仮押さえ期間は約1〜2週間です。
準備するものとしては、「健康診断書」「診療情報提供書」が必要になることが多いです。
しろたぬ
「健康診断書」「診療情報提供書」を担当医からもらうためには数週間かかる場合も。早めに準備しておきましょう。
入居審査を受ける
入居申込書を記入すると、入居審査を受ける手続きに進みます。下記の3つを審査されます。
- 健康状態
- 介護の状態
- 経済状況
入居後のケアプラン(介護の方針)を作るために、施設長やケアマネージャーと面談することも。
しろたぬ
自宅や入院先まできてくれます。
審査が通ると、契約になります。
契約する
契約するときは、以下の説明をうけます。
- 重要事項説明書
- 管理規定
- 契約内容
持ち物としては、「印鑑」「戸籍謄本」「住民票」が必要です。入居する老人ホームによっては、印鑑証明が必要なところもあります。
契約の時間1〜2時間ほど。契約内容に納得したら、署名・捺印をして契約成立になります。
重要事項説明書は必ずよむ
繰り返しになりますが、「重要事項説明書」はしっかり読み込むようにしましょう。
契約当日にすべてを理解するのは難しいので、事前にもらっておく事をオススメします。
疑問点があれば、納得するまで確認するようにしてください。
有料老人ホームへの入居は大きな買い物です。納得しないうちは印鑑を打たない…という勇気が必要です。
入居する
契約時に入居日が決まるので、あとはその日に入居するだけです。入居日までに、以下の項目は忘れずに行っておきましょう。
- 住所変更
- 郵便転送
- 公共料金の停止
- NHKの解約
入居日に合わせて、日用品・家電といった生活に必要なものを忘れずに準備して下さい。
✔︎ 準備する日用品
- 衣類(普段着、下着、パジャマ)
- 室内用の靴・外用の靴
- 洗面用具(歯ブラシ、洗顔、石鹸、爪切り)
- タオル(フェイスタオル、ハンドタオル、バスタオル)
- 消耗品(ティッシュ、トイレットペーパー、おむつ)
- 趣味のもの
✔︎ 準備する家電
- タンス、収納ケース
- ベッド
- 洗濯機
- 冷蔵庫
✔︎ 医療に必要なもの
- 保険証(介護保険証、健康保険証)
- 服用薬
- お薬手帳
- 診察券
有料老人ホームによっては、準備リストを用意してくれてるところもあります。
持ち込めるものに関しては、有料老人ホームに確認すると詳しく教えてくれます。
「火器類」「刃物類」は持ち込み禁止なので、絶対に持ち込まないようにしてください。
入居後もわりと重要です
トラブルは入居後に起こる
有料老人ホームに入居して一安心…。ですが入居後も割と重要です。なぜなら、トラブルは入居した後に起こるからです。
- 契約によるトラブル
- 人間関係のトラブル
- 事故によるトラブル
契約によるトラブル
契約によるトラブルは以下のような実例があります。
- 入浴の回数が少ない
- リハビリの回数が少ない
- 請求金額が予想よりも多い
- 退去時にお金が返ってこない
サービスの内容が違うトラブルや、お金に関するトラブルが多いです。
人間関係のトラブル
人間関係のトラブルには、以下のようなものが挙げられます。
- 老人ホームに馴染めない
- 他の入居者からいじめにあう
- 介護スタッフから雑に扱われる
- 暴力や暴言を吐くようになってしまった
事故によるトラブル
事故によるトラブルも起こりえます。
- 転倒
- 窒息
- 誤嚥・誤飲
- 送迎中の交通事故
老人ホームは介護の現場でもあり、医療の現場でもあります。
入居者には、高齢というリスク・100%事故を防ぐのは難しい…という現実もあります。
事故そのものによるトラブルよりも、「事前の説明不足」や「事故後の対応」に問題があるとトラブルに発展するケースが多いです。
相談窓口を利用する
このように何かしらのトラブルを抱えてしまった時は相談窓口を利用しましょう。
一人で解決するのはなかなか難しく、感情的になるとクレーマー認定されてしまうリスクもあります。
相談窓口は、以下の7つがあります。
- ①:ケアマネージャー・施設長
- ②:老人ホーム運営会社の相談窓口
- ③:シルバー110番(高齢者総合相談センター)
- ④:民間の相談センター
- ⑤:市区町村の福祉課・福祉事務所
- ⑥:国民健康保険団体連合会
- ⑦:全国有料老人ホーム協会(登録されている有料老人ホームのみ)
まず最初は、施設内や運営会社で解決を試みましょう。それでも難しい場合は、公的な機関に判断を委ねることになります。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください▼
クーリングオフについて
有料老人ホームはクーリングオフが使えます。
クーリングオフとは「一度契約した場合でも一定期間であれば無条件で解約できる制度」です。
有料老人ホームの場合は、90日以内の退去に関しては全て返金されます。
しろたぬ
入居していた日割りの家賃は差し引かれます。
まとめ:希望に合った有料老人ホームを見つけましょう!
今回は有料老人ホームの探し方・選び方を解説しました。
- 入居したい理由を明確にする
- 身体の状況・資産をチェックする
- 希望条件を決める
- 情報収集する
- 資料請求する
- 見学する
- 体験入居する
- 入居を申し込む
ひとうひとつステップを踏むことで、希望にあった有料老人ホームに入居できる確率は高まります。
老人ホームを探すことは無料でできますし、情報を集めるだけならリスクはひとつもありません。
まずは、できることから行動してみて下さい。
✔︎ 有料老人ホーム検索サイト おすすめ3選
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細かい条件で検索できるので 1番オススメ |
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🥈 シニアの安心 相談室 |
・20年以上の運営実績 ・施設見学に無料で同行 ・3000件の優良施設を厳選 |
高級な老人ホームだけを 知りたい人におすすめ |
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🥉 全国有料老人 ホーム協会 |
・1982年設立 ・非営利の社団法人 ・入居者向けの役立ち情報 |
掲載数は少ないが トラブル事例が豊富 |
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